約 3,115,008 件
https://w.atwiki.jp/bf_njurf3f5/pages/93.html
諸君 私はBF1942が好きだ 諸君 私はBF1942が好きだ 諸君 私はBF1942が大好きだ ナイフ戦が好きだ 芋虫祭りが好きだ AT祭りが好きだ SRCが好きだ WBCが好きだ 鳥人間コンテストが好きだ 外道プレイが好きだ ガチも好きだ ユルもカオスも好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で このmay鯖で行われる ありとあらゆる戦争行動が大好きだ リキシーが 大量の兵士を 乗せて遊んでいるのを 爆破し吹き飛ばすのが好きだ 裏取りに来た 敵兵を TNTで爆破する様など 心がおどる 対戦車兵の操る ラピッドバスーカが 低スペックマシンを撃破するのが好きだ F6F7しながら 燃えさかる戦車から 飛び出してきた敵兵を MGでなぎ倒した時など 胸がすくような気持ちだった ナイフをそろえた 歩兵の横隊を ジープで JIKOるのが好きだ 狙撃に夢中な 芋虫スナイポの アナルをレイプしている様など 感動すら覚える 敗北主義の 逃亡者が 銃殺されていく様などはもうたまらない 馴れ合いを楽しむ連中が 私のクリックとともに 喘ぎ声を上げるナッターに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ 哀れな抵抗者達が 雑多な小火器で 健気にも立ち上がってきたのを 核バズーカが 都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など 絶頂すら覚える 醤油差しの対空砲に 滅茶苦茶にされるのが好きだ 愚かな新兵が 敵の潜水艦を発見してしまうのは とてもとても悲しいものだ KAMIKAZEに押し潰されて 殲滅されるのが好きだ ゴブリンに追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは 屈辱の極みだ 諸君 私はBF1942を そっそかしいBF1942を望んでいる 諸君 私に付き従うBFあき戦友諸君 君達は一体 何を望んでいる? 初心者が理解に苦しむユルを望むか? 情け容赦のない 糞の様なガチを望むか? わけが わからない なんか皆ニヤニヤしてる アイキャンフライなカオスを望むか? F1F1!! F1F1!! F1F1!! よろしい ならばBF1942だ 我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとするJIKODA だが この暗い闇の底で 数ヶ月もの間 遊び続けて来た我々に ただのBF1942ではもはや足りない!! 変態兵器を!! 奇妙奇天烈な変態兵器をを!! 我らのびいえふちゃんは 生まれたばかりに過ぎない だが諸君は 無職童貞のとしあきだと 私は信仰している ならば我らは諸君と私で 総兵力1人の駄目人間となる 我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう 下の毛をつかんで パンツを引きずり下ろし 尻の穴を開けさせ 思い出させよう 連中に恐怖の味を 思い出させてやる 連中に我々の バイクのホーンの音を思い出させてやる 天と地とのはざまには 奴らの雑学では思いもよらぬカオスがある事を思い出させてやる 駄目人間のBFあきの戦闘団で 虹裏を燃やし尽くしてやる 全変態兵器発動開始 旗艦これじゃないタイタン始動 離床!! 全ワイヤー 全牽引線 解除 「最後の配信 配信あきより 全BFあきへ 敵の鯖あきを発見!」 目標 may鯖 しーぽん…DEMO…気持ちいい!! 第二次世界大戦 状況を開始せよ 征くぞ とっしー
https://w.atwiki.jp/winspww2aar/pages/110.html
1943年3月 公式シナリオ 086 7SS Operation Weiss 111 Flandern at Krasny Bor I 112 Flandern at Krasny Bor II 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
https://w.atwiki.jp/bf1943/pages/15.html
ゲーム内容・特徴 ゲーム内容・特徴 紹介動画トレーラー プレイ動画 画像 記事 コメント ゲーム内容・特徴 ゲーム概要 第二次世界大戦、太平洋戦線で繰り広げられるバトルフィールド(戦場)が舞台。 歩兵となって塹壕を這い進むか、戦車部隊を指揮するか、はたまた戦闘機の敏腕パイロットとして 制空権をかけドッグファイトに明け暮れるか…緊迫した戦いが、あなたを待っている! 一人狼として戦闘に参加したり、友達と共に戦略的に戦うことも可能。遊び方はユーザー次第。 バトルフィールド(戦場)の緊迫感を存分に体験できる。 あなたの力でチームを勝利に導け! 地上戦、空中戦、水上戦! 航空爆撃、戦車による地上戦、そして航空母艦から出撃する戦闘機を操り制空権をかけた空中戦。 陸海空のさまざまな乗り物を駆使して戦いに勝ち抜く。今までにない戦場FPSゲームを体験しよう! 3種類のマップと24人のプレイヤー 3種類のマップと24人のプレイヤー ウェーク島、硫黄島、ガダルカナル島の3つの太平洋諸島がバトルフィールド(戦場)! オンラインでは24人が参加可能。どこを選んでも、地上や海、上空での戦闘シーンといった光景が豊富に繰り広げられていく。 更にマルチプレイだからこそ出来る、圧倒的な迫力感を楽しもう! Frostbiteエンジンによる圧倒的な表現力! 太平洋に浮かぶ美しい島々が、一瞬にして恐ろしい戦場へと(風景が)ダイナミックに変化していく。島に存在する建物は全て破壊可能。 爆撃を利用して塹壕に逃げ込んだ敵を建物ごと吹き飛ばせ! 大迫力の破壊感を体験できるのも、このゲームの見所の一つだ。 WWⅡアイコン(※1)を巧みに使いこなせ! 歩兵兵器で敵を破るためには、クラシックWWⅡアイコン(※1)を巧みに使用しよう。 遠くから敵の狙撃兵範囲を攻撃したり、爆薬や、更には戦闘兵器などを使って、相手の鼻先まで接近して攻撃をかけていくことも出来る。 < バトルフィールド 1943 . ここでは、歴史は繰り返さない。 より>(一部改編) (※1)アイコンは「象徴」って意味で使われてるけど原文では「iconic」という形容詞なのでEA Japanの誤り(あるいは意図した変更?)。原文は「iconic WWII infantry weapons」なんでこの場合、「伝統的な第二次世界大戦の歩兵装備(武器)で」ってな意味合いだと思う 紹介動画 トレーラー Announcement Trailer Wakeisland Trailer Iwo jima Trailer Coralsea Trailer Guadalcanal Trailer Launch Trailer プレイ動画 画像 バトルフィールド 1943 http //www.eajapan.co.jp/battlefield1943/screenshots/ 日本公式のスクリーンショットページ 非常にお買い得感のある,オンライン専用“本格”カジュアルFPS http //www.4gamer.net/games/084/G008445/20090716027/screenshot.html 国内ゲームサイト「4gamer」の発売後プレイ記事。日本語版のゲーム画面26枚。 「バトルフィールド1943」先行プレイレポート http //www.4gamer.net/games/084/G008444/20090630037/screenshot.html?num=002 国内ゲームサイト「4gamer」の発売前プレイ記事。日本語版のゲーム画面14枚。 Battlefield 1943 (PS3/X360/PC) - 8 New Screens(09/04/01) http //www.worthplaying.com/article.php?sid=61325 海外ゲームニュースサイト。8枚のスクリーンショット 記事 【 レビュー記事 】 実に遊びがいのある“本格”カジュアルFPS。「バトルフィールド1943」(09/07/16) http //www.4gamer.net/games/084/G008445/20090716027/ マルチロールFPSの元祖が色鮮やかに復活 太平洋を舞台に日米両軍が激戦を展開する!! 「バトルフィールド1943」! ★ PS3/Xbox 360ゲームレビュー ★(09/07/14) http //game.watch.impress.co.jp/docs/review/20090714_302176.html 【 発売後記事 】 「Battlefield 1943」の販売本数、60万本を達成(09/07/27) http //japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20397228,00.htm 「バトルフィールド1943」ダウンロード配信ゲーム売上記録達成(09/07/24) http //gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0907/24/news067.html EAストアでは予約も開始。PC版『Battlefield 1943』の価格が明らかに(09/10/05) http //gs.inside-games.jp/news/204/20455.html 北米でPC版「Battlefield 1943」の予約受付開始。PCゲーマーも太平洋に出陣用意!(09/10/05) http //www.4gamer.net/games/084/G008443/20091005023/ 【 発売前記事 】 「バトルフィールド1943」配信日がXbox版7月8日,PS3版7月9日に正式決定!(09/07/03) http //www.4gamer.net/games/084/G008444/20090703015/ 「バトルフィールド1943」で地上、水上、空中戦を繰り広げよう!(09/07/03) http //www.eajapan.co.jp/news/13247/ 遂に来週リリース!『Battlefield 1943』の配信日が決定、ローンチトレイラー公開(09/07/03) http //gs.inside-games.jp/news/193/19362.html お馴染みのテーマ曲を口ずさみつつ読んでほしい,「バトルフィールド1943」先行プレイレポート(09/07/01) http //www.4gamer.net/games/084/G008444/20090630037/ 『Battlefield 1943』の価格および配信時期が発表! 最新トレイラーも公開(09/04/24) http //gs.inside-games.jp/news/185/18591.html 「BFBC2」は2010年春、「BF1943」は2009年夏頃のリリースを予定(09/04/02)http //game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090402_80376.html EA、マルチプレイヤーFPS『Battlefield 1943』が6月配信決定!(09/04/24) http //www.ps3-fan.net/2009/04/eabattlefield_1943615.html Xbox LIVE アーケードタイトルBattlefield 1943が6月に配信(09/04/24) http //www.xbox-news.com/e6762.html?PHPSESSID=unsc9a09h82n48n4lvtdfrqvd7 Battlefield 1943 プレビュー(09/02/10) http //www.360gameszone.com/?p=4847 EA,バトルフィールドシリーズ最新作「BF 1943」と「BF:Bad Company 2」を発表(09/02/06) http //www.4gamer.net/games/084/G008443/20090206003/ 目次へ戻る [BF1943@wiki広告スペース/amazon関連商品] コメント ページ編集に関するコメントやページに対する意見・感想はこちらにどうぞ。 wikiの編集が出来ない人・分からない人は、こちらにコメントして下さい。 編集して欲しい場合は、編集して欲しい旨とその内容を明確に記入して下さい。 ゲームに関する質問は、「質問用」を使って下さい。 当wikiに対する意見や要望、管理人への連絡は「管理用」にどうぞ。 無意味な発言・マナーの悪い発言は削除されることがあります。 管理人さんへ 空白だとカッコワルイので公式の文をそのまま引用しました。 あとで面白おかしく書き直しちゃってくださいw -- (koe) 2009-06-30 00 39 55 了解です。ありがとうございます。 -- (管理人) 2009-06-30 07 45 12 トレイラーのとこ整理しときました。 -- (名無しさん) 2009-07-06 00 49 53 かっけー! -- (名無しさん) 2009-07-06 13 10 04 僕もこのゲームやっていますけどいつも硫黄島のときアメリカ軍でM1トムソン{歩兵}のときときどき音が小さくなってしまうんですがこのゲームって耳鳴りみたいなものってあるのですか?教えてくださいずっと悩んでいますできればこの日の午後11時くらいにやってくれればうれしいです -- (お尋ねさん) 2009-08-24 18 17 57 教えてください~ -- (お尋ねさん) 2009-08-24 22 54 52 質問用ってページで聞いた方がいいよ -- (名無しさん) 2009-08-25 00 57 53 わかりました。了解! -- (お尋ねさん) 2009-08-25 13 47 01 プレイ動画6つの内、下の列の2つが削除済みだったので、wikiから消しました。 -- (狼電) 2009-12-30 19 12 53 トレイラーを見ると本当にやりたくなってきますね 私はやはり兵隊が群をなして動いているのにとても惹かれます -- (森の住人) 2009-12-31 00 02 29 たまにノイズの中からbf1943の プレイしている人の声が聞こえる怖いーー -- (だめだめエース) 2011-11-07 23 58 07 挿入できるよ(ノ゚Д゚)ノシ♪ http //l7i7.com/ -- (わかりません) 2011-12-29 07 20 55 BF4より面白い -- (名無しさん) 2014-01-16 18 26 04 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/winspww2aar/pages/112.html
1943年5月 公式シナリオ 042 Partisan Road 043 Partisan Road, Italian Style 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
https://w.atwiki.jp/winspww2aar/pages/111.html
1943年4月 公式シナリオ なし 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
https://w.atwiki.jp/pcengineall/pages/52.html
a
https://w.atwiki.jp/winspww2aar/pages/116.html
1943年9月 公式シナリオ 141 Stug 276 on the Dniepr 000 WINSPWW2 Tutorial 165 The Axis Breaks 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) ドイツ(Germany) カナダ(Canada) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4058.html
1943 【いちきゅうよんさん】 ジャンル シューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1M+64KROMカートリッジ 発売元 カプコン 発売日 1988年6月20日 定価 5,300円(税別) プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 自機のカスタマイズ、中断パスワードなどの思い切ったアレンジ実在した艦船から三国志の武将の名を冠した艦船へ変更一部、1943改の要素を輸入 カプコン19シリーズ 概要 変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 アーケード『1943 ミッドウェイ海戦』(以下原作)のファミコン移植版。 移植にあたって大胆なアレンジが施されており、『1943改 ミッドウェイ海戦』とは異なる調整が施された作品である。 変更点 2人同時プレイが廃止され、シングルプレイ専用になった。タイトル画面にもその旨が書かれている。 原作は大日本帝国海軍が敵だったが、架空の国となっており、それに伴い、敵艦の名前が三国志の武将(主に董卓軍)の名前に変更されている。 大飛龍編隊の名前が「ガンリョウ」と「ブンシュウ」だったり、長門級にあたる戦艦「カユウ」と「リョフ」が同型艦だったり、空母に「リジュ」、「カク」といった軍師の名前が付けられていたりと、敵艦にも一定の命名規則がある。 敵艦の名前は主に三国志演義の主役と言える劉備軍の敵役となっている。その割に「ロシュク」(呉の軍師である魯粛と思われる)といった、作中では劉備寄りだった人物の名が何故か入っている。 設定は「ヴァルハラ沖海戦」となり、自軍はアメリカ軍のままだが、敵軍は仮想のものとなった。 舞台の変更により、ストーリーにもアレンジが加えられ、原作よりもストーリー性が増している。原作にはなかった意表を突く展開や、印象的なエンディングが用意されている。 ステージ数が16→24に増加。原作の最終ステージに相当する16面をクリアすると…。 + ネタバレ 「トウタク」だと思っていた戦艦は実は「トウビン」であり、「トウビン」の陽動作戦にひっかかった軍は新たに現れたトウタク率いる機動艦隊を迎え撃つために出動するのだった。 唐突に三国志における董卓の弟の董旻というマイナーな人物を押し上げてくるあたり、なかなかのひねりようである。以後はそれまでのステージのいくつかの他、亜也虎I-II-IIIの三機を一度に相手をするステージを挟んで 戦艦「トウタク」との戦いになる。 自機をカスタマイズする事が出来、ポイントを使用して、RPGさながらに「攻撃力」、「防御力」、「特殊武器」、「エネルギータンク」、「特殊武器」、「武器使用時間」に割り振って自機を強化させる。 これに伴い、原作ではスコアアイテムだったトンボとタケノコを取得する事でポイントを取得し、自機を強化できるようになった。取り逃すと後半が厳しくなる為、毎ステージで見つけておきたい。 原作で隠しスコアアイテムだった「タル」や「象」などにも武器やエネルギーの回復効果が付加され、重要な存在になった。 宙返り後にエネルギー消費無しで、メガクラッシュが発動するようになった。この為、原作では影が薄かった宙返りも使用されるようになった。 一定時間、ショットボタンを押し続けることで使用武器に関わらず、レーザーが発射できるようになった。 当然、原作に比べると威力は落ちているが、武器を使い果たして弱体化した状態でも逆転を狙えるようになった。 メガクラッシュは「雷」に統一。艦隊戦で使用するとスクロールが一定時間止まり、原作の「津波」と同様の効果になる。 ゲームオーバー時に表示されるパスワードをタイトル画面で入力する事で、最後に到達したステージから同様のカスタマイズで再開できる。 シューティングゲームに中断用のパスワードが実装されているというケースは中々珍しい。 評価点 原作の空気の再現度は高め 爽快感、BGM、撃破時のデモ、巨大ボスとの戦闘等、原作のウリとなった部分は高いレベルで表現されている。 BGMは原作のテンポはそのままに重厚さを意識した良アレンジである。 追加要素 原作ではなかった、ステージによる背景の変化(夕暮れ、朝焼け)が存在する。 自機のカスタマイズにより、原作よりも戦略性が増している。特殊武器のレベルを抑える事でPowアイテムの変化の回数を少なくし、素早くエネルギータンクに変えられるようにする…といった事が可能。 タイトルデモでは戦況の解説がされる、トウタク撃沈画面では喜びの声が上がる、先述の事実が発覚した際は再出撃の依頼が来る、EDは無事帰還したパイロットが帰りを待つ者へ電話をする内容へと変更等、世界観やストーリー性の補強がなされている。全てカタカナとはいえ日本語表記なのでプレイヤーにもわかりやすい。 武器の調整が行われているが、バランスは比較的良好。 原作で使えない武器だったショットガンはパワーアップさせる事で前方に弾消し可能な通常弾を放ちつつ、敵の弾を消す弾を扇状に放つという調整がされた。弾消し能力は『1943改』のショットガンに近く、かなりの弾幕に押し勝てる為、非常に使い勝手が良い。ただし威力は高くないため、それ一辺倒で全て立ち回れるわけではない。 3WAYはボタンを押し続けることである程度、自動連射が働くようになり、攻撃をしつつレーザーの溜め撃ちが出来るという本作のアレンジにあわせた調整がされている。 ただし、通常ショットよりも攻撃力が劣る為、3WAYを取ったが為に敵が落としづらくなったという原作からは考えられなかった現象も起こる。 レーザーが標準装備となった。 それなりに特殊武器のレベルが必要となる他、出現させるまでに結構な撃ち込みが必要なため、『1943改』ほど他の武器の存在を食っていない。 チャージによるレーザーによって一度に艦船の砲台を破壊するといった本作特有の爽快感が得られるようになった。 ボス出現時の演出が秀逸 艦隊戦の最後になると、BGMがおどろおどろしい物に変化し、海面がフェードアウトしてから画面全体を使ってボスが出現する。ボスも原作に負けず劣らずのサイズで迫力があり、ハードの制約をうまく演出でカバーしたものと言える。 ボスBGMは原作に存在しなかった為、演出にメリハリがついた。 大飛龍ステージでのボス戦に入る際に、「ワレ、テキホンタイト、ソウグウセリ」という追加メッセージもある。 賛否両論点 架空の敵が相手になったため、原作や史実が好きな人には盛り上がりに欠けるシチュエーションになっている(大和→トウタクなど)。 半面「国産のゲームなのに大日本帝国海軍が敵なのは如何なものか」という指摘もあったため、この点は一概に問題点とも言い切れないか。 問題点 処理落ちがかなり激しい場面も存在する。 原作後半ステージの艦隊戦における敵の猛攻をファミコンなりに再現しているが、その為に恐ろしく処理落ちする。 ステージ関連 後半のステージになると、通常の雑魚敵ですら一撃で落とせない耐久力を持つようになり、連射機が必要になってくる。しかし当時の連射パッドは「連射ボタンと通常ボタン」の使い分けが無いパッドしかなかったため、連射パッドをつなぐと溜めレーザーを撃てなくなる弊害も起こる(*1)。 ゲームオーバー時のコンティニューはステージの最初からやり直しになる為、クリアできない場合はひたすら同じステージのリトライを繰り返す事になる。 ステージ数が増加したが、焼き直しのステージが多く、間延びした感がある。 やはり最終面にあたるステージではパスワードが表示されないため、非常に厳しい。 また、そのステージもボスラッシュ的な構成となっている為、非常に長丁場となり、ゲームオーバーになると堪える。 時間と共にエネルギーが減少していくというシステムのため、長丁場となる最終面ではボス到達時にエネルギーがかなり少なくなり(道中にエネルギー回復の隠しキャラは配置されているが、全部取得したとしてもである)、防御力を最大にしていても一撃被弾するとほぼミスとなる非常にシビアなバランスである。 カスタマイズ関連 カスタマイズによる強化はかなりの影響をおよぼすので、「エネルギータンク」や「武器使用時間」を疎かにするとあっという間に息切れする。 機体のカスタマイズを行うにはステージ中の隠しアイテムを取得する必要があるため、入門プレイヤーに対するハードルはやや高いと言える。 一度、カスタマイズするとポイントの再振り分けは出来ない為、極端な割り振りにして詰まった場合は最初からやり直す事になる。 システム上仕方ないが、ステージの途中でカスタマイズのために進行が止められる。 BGM関連 エネルギーが残り少なくなった時にBGMがピンチ時のものに固定される。1ループが短い単調な曲な為、聞き続けると滅入ってくる。 原作から一部のBGMが削除された。 他のBGMの完成度が高い為、原作の「空中戦B~艦隊戦B(扶桑や飛龍ステージのBGM)」が存在しないのが惜しまれる。 総評 原作の良作たりえた部分を可能な限り再現し、自機カスタマイズ機能や、パスワードコンティニューといった意欲的なアレンジを加え、その他調整された点も遊びやすさや爽快感についてよく考えられており、原作からの劣化部分を感じさせないような作りとなっている。 余談 空母発進時にモールス信号を思わせるSEが挿入されるが、打電としては「-・-・ --・- -・・ ・ -・-・ ・- ・--・ -・-・ --- -- -・・ -・ ・・・ -・-」となっている。 欧文符号では「CQDECAPCOMDNSK」、和文符号では「ニネホヘニイツニレヨホタラワ」となり、平文打電としては特に意味のない電文となっている。 GB『カプコンクイズ ハテナ?の大冒険』では、6つのステージの内1つが本作(AC版ではなくFC版)をモチーフとしており、ステージボスの巨大戦艦は「トウタク」の名義。 ただし、あちらの作風に合わせて大幅にデフォルメ化されている。艦体の両脇には手が生え、艦首にはいかつい顔があり、あまつさえパイプまで咥えている。 本作は当初、アーケード版同様に「ミッドウェイ海戦」として作られていた節があり、チラシも存在している。発売までに何らかの事情で変更された模様。 本作が発売されるにあたってCMが作られたが、その内容がゲーム画面の上を赤子が浮遊しまくるという謎のモノだったため、妙にシュールかつ印象に残る。 『ファミリーコンピュータMagazine』1988年15号でパスワードに「REACH」と入れると攻撃目標が「イデ」となり『井出洋介名人の実戦麻雀』の井出洋介のデカい顔と戦うというウソテクがあった。 いかにもまるわかりの合成写真、しかもやり方も上記の通りすこぶる簡単なことから正解率は91%と破格の高さだった。 + 妙にキャッチーなCM
https://w.atwiki.jp/winspww2aar/pages/113.html
1943年6月 公式シナリオ なし 非公式シナリオ 公式ユーザーキャンペーン 非公式ユーザーキャンペーン ロングキャンペーン アメリカ合衆国陸軍(USA) ソヴィエト連邦(USSR) イギリス(Great Britain) イタリア(Italy) ドイツ(Germany) 日本(Japan) インド帝国(India) アメリカ合衆国海兵隊(USMC) オーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC) ポーランド(Poland) フランス(France) 中国共産党(Chinese Communists) 中華民国(Nationalist China) シングルバトル ジェネレイテッドキャンペーン
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/321.html
このページでは以下のタイトルを取り扱います。 アーケード版『1943改 ミッドウェイ海戦』 PCエンジン移植版『1943改』 1943改 ミッドウェイ海戦 概要 メカデザイン変更について 問題点 ボリューム面 雑な難易度調整 評価点 総評 移植作品 余談 1943改 概要(PCE) 大きな変更点 オリジナルステージ 評価点(PCE) 問題点(PCE) 総評(PCE) 余談(PCE) 1943改 ミッドウェイ海戦 【いちきゅうよんさんかい みっどうぇいかいせん】 ジャンル 縦シューティング 対応機種 アーケード 発売・開発元 カプコン 稼動開始日 1988年7月 プレイ人数 1~2人 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント 前バージョンよりステージ数4割減少不自然に強化されすぎたショットガンいびつなステージ間難易度一新されながらも高評価のBGM思い切った機体デザイン変更も高評価 カプコン19シリーズ 概要 1987年にてアーケードにリリースされ、その新鮮なゲームシステムと完成度の高さにより人気を博した『19シリーズ』の二作目『1943 ミッドウェイ海戦』(以下『無印』)。『無印』ではいかに効率のいいアイテム回収をし、その場に見合ったショットを使いこなすかが攻略の鍵であり、当時のシューティングの中でも戦略性を要するゲームとして多くのプレイヤーに親しまれてきた。 今作はその1年後にリリースされたマイナーチェンジ版にあたり、あらゆる面で『無印』とは似て非なるパラレルワールドが展開される。そのためゲームシステムの説明は『無印』に譲る。 そのためリメイクや移植ではなくあくまで続編に近い新作として流通している。後年YouTubeで公開された制作者本人による動画解説(0 39~1 32,2 30参照)によれば、「追加生産された『1943 ミッドウェイ海戦』の一部が売れ残ってしまったため、在庫整理(と若手社員活躍の場を提供するため)の一環」として、難易度調整を行ったものをROM交換を経て『改』として流通させた(要約)」とプロデューサーの岡本吉起氏が明言している。 自機がシリーズの顔とも言える「P-38 ライトニング」から変更された事を筆頭に、艦船を除くメカデザインが一新されているのが最も目立つ変更点。 そのシステムを引き継いでリリースされた本作は確かに「改」の名をつけるに相応しいほど多くの変更点を伴ってはいたが、蓋を開けてみると『無印』より劣る部分や、あまりに尖りすぎた部分が生まれていた…。 メカデザイン変更について 少しでも史実要素を払拭しようと試みたためか、多くのメカデザインが大幅に変更された。 この点は『無印』や本作のコンシューマ移植版において、艦船の名前が三国志の武将のものに変更されている事などからも窺える。 自機デザインの大幅な変更 自機は実在したアメリカ軍の双胴双発の戦闘機「P-38 ライトニング」ではなく、モデルと名称の明示されていない単発の複葉機に変更された。 複葉機について概要を説明すると「非力なエンジンに適した主翼を持つ飛行機」であり、第二次世界大戦における戦闘機としては主流ではなかった(*1)。そのため史実らしい印象が大きく薄れる要因となっているが、この点はおそらくスタッフの狙い通りと思われる。 複葉機ならではの特徴を活かして戦果を上げた機体や、純粋に高性能な複葉機が少数ながら実在していた点がポイント。兵器としての性能のみを考慮すれば、あながち荒唐無稽な選定とも言い切れない匙加減はとてもカプコンらしい。 敵機デザインの大幅な変更 艦船を除き、ほぼ全ての敵機はデザインや配色が変更された。 特にカプコンオリジナルの「亜也虎」は、『無印』における日本軍の(幻の)爆撃機「富嶽」を思わせるデザインから大きく変更されている。 問題点 本作の問題点は「ステージ数減少」「歪になった難易度バランス」に集約している。 ボリューム面 ステージ数の減少 本作のステージ数は計10ステージである。これは『無印』の16ステージから約4割も縮小されてしまった数で、当然ながら『無印』からのプレイヤーからの不評を大いに買ってしまった。後述の難易度調整こそされているもののステージの内容自体は『無印』とほぼ同じ。しかもそのバランス調整にも難がある上に内容の削減を埋め切れるほどに至ってないため、単純に総プレイ時間が減少してしまうことになってしまった。 削除されたステージには「ステージ1の「利根」」「ステージ13の「蒼龍」」「ステージ8の「飛龍」」といった史実のミッドウェイ海戦で重要な役割を果たす艦が含まれている。結果、エンディングで語られる4空母の内の2空母はいつの間にか撃沈された事になっており、「ミッドウェイ海戦」としては疑問が残る選定となっている。尤も『無印』でも「利根」や「飛龍」はリサーチミスにより史実とは大きく見た目が異なっていた。 一方、カプコンオリジナルの巨大空中ボス「亜也虎」がボスであるステージは3ステージ丸々残っている。「海上ボスと空中ボスの割合を均等に近くする」事で展開の変化を大きくする(のと、史実要素を払拭する)試みであった可能性もあるが、それはそれで「ミッドウェイ海戦」というサブタイトルから考えると疑問が残る内容変更である。 同じくカプコンオリジナルの大型機編隊「大飛龍」がボスであるステージは、2ステージから1ステージに減少。元々ボーナスステージ的な意味合いであった上にプレイ上のシチュエーションに幅を持たせるという観点では、1ステージ残すのは妥当なところか。 雑な難易度調整 以下の結果、簡単にしようとしたのか、難しくしようとしたのかがよくわからない「チグハグな」バランスと化してしまっている。 攻略するだけならレーザー、ショットガンを使うだけで済むが、それ以外の武器で挑む場合は敵の強化により『無印』よりも苦行を強いられることになる。 武器間バランス 『無印』から武器の性能が見直されたが、「ショットガン以外は」どの武器にも使い道があった『無印』と比較すると武器の格差が広がり、後述の敵の強化とも相まってゲームバランスが大味となっている。なお『無印』の武器のうちマシンガン(オート連射)は削除された。 【3WAY】前と斜め3方向に弾を発射。 ボタンを押し続ける事でオート連射が働くようになるという、『無印』のマシンガンの性能を一部引き継いでいる。 しかし高耐久の敵が増えた本作では完全に力不足となり破壊しきれない事が多い。一撃で落とせる雑魚相手ならば依然として強いので全く使えないわけではないが、ほぼ別の武器を取るまでの繋ぎになった。 【シェル】真っ直ぐに威力の高い弾を発射。 威力が通常弾の3倍に増加(『無印』では2倍)。さらには弱点であった弾速と当り判定も改善され、単体で見た場合だと使い易くなった…と思いきや、後述のレーザーと性能が被り且つ圧倒的に劣るため、せっかく強化されたのに使う場面が皆無になった。強いて長所を言えば「レーザーより少しだけ早く手に入る」「ボタン連射を必要としない」程度でそれ以上の長所は皆無。 【レーザー】真っ直ぐに威力の高いレーザーを発射。 『無印』では一部のステージでのみ使用できる隠し武器だったが、性能を調整されて標準装備となった。しかし依然として威力、弾速、連射速度の全てが異常に高く、さらには最大で3段階まで強化される為、非常に強い。 その威力は適当に連射するだけでもボスを含め、ほぼ全ての敵があっという間に殲滅出来るほど。短所は「弾が消せない」「横からの攻撃に弱い」である。 他の点の調整も意外と抑えめな方である。3段階目への強化に必要な隠しアイテム「招き猫」で得られるレーザーは『無印』のような超威力のレーザーではなく、少し威力が高い程度の物に収まった。しかもクリア後に没収される点もそのままなので、取るとかえって損をするようになってしまった。総じて『無印』からあまり変わっていないと言える。 【ショットガン】敵弾をかき消す弾を扇形に発射。 『無印』ではほとんど使えずに罠武器として敬遠されていたが、調整で一転して最強武器に。敵弾をかき消す能力はそのままに、射程が画面の約半分を埋めるほどに増加し、連射も出来るようになった。一律、通常弾と同じだった威力は正面以外の弾が通常弾の2倍、正面に放つ一回り大きい弾に至っては3倍と強化され、火力不足も解消。このため、レーザー以外の武器の立場はほぼなくなってしまい、極端な話、ゲーム開始時直後からショットガンだけを取り続けていれば問題がないほど難易度が低くなってしまったことにより、武器の使い分けという戦略性が消滅させてしまった。 ショットガンの威力が高まった結果、攻撃力が敵の耐久力を上回ればショットが貫通するという仕様が適用され、大抵の雑魚は放ってきたショットごと粉砕出来る為、この点でも強さが際立っている。このためショットガンを連射するだけで敵弾が消え、避ける必要も無く勝手に敵が破壊されるという状態に。『無印』では緻密なパターンを組み立てなければ攻略不可とも言われるほどの強敵だったラスボスとその護衛艦隊でさえ、非常にあっけなく撃沈できる。 但し、この表現は誇張ではないものの「ゲーム内容や敵のパターンをある程度以上把握したプレイヤー」からの感想だと思われる。当然ながら雑魚のバックアタックには無力であるし、ボス敵(特に亜也虎と後半の戦艦各種)の弾と撃ち負けてダメージを受けることはあるので、その点は注意されたし。 中盤以降、道中に敵との体当りでエネルギーを消費し、ボス登場寸前でエネルギーがほとんど無い時に、撃ち負けた1回の被弾でミスになると言うケースもある。 敵の強化 一撃で破壊できない敵の耐久力が上がっており、通常弾(or 3WAY)ではまともに戦えないほど硬い為、必然的にレーザーかショットガンのみを使用する事になり、ゲーム展開が単調化した。 また、大型機のアルゴリズムが強化されており、特攻機の発射に加え、画面上に長時間残りショットガン以外では破壊できない炸裂弾を撃ってくる。 エネルギー全快アイテムである「弥七」の数が激減し、基本的にエネルギータンクに格下げされている。 この為、「亜也虎」ステージは『無印』よりもかなり難易度が上がっている。 最終面付近になるとこの調整は行われずに前作と同様のアイテム配置になる。 サイドファイターの耐久力が大幅に低下し、必ず一撃で破壊されてしまうようになった。もっとも出現/取得回数は『無印』よりも多いのが救い。 その他のバランス面 前作同様、パワーアップが難しい。 Powに弾を打ち込むことでパワーアップ効果を変えなくてはならないため、プレイヤーは敵や敵弾に注意しつつ集中して弾を打ち込まねばならず忙しい。しっかりパターンを組まないと、弾を連射しすぎて欲しい効果を取り損ねてしまい、思った通りのパワーアップを取る事はできない。 敵機に体当たりされた時のダメージも大きい。 前作同様、1度でも中型機とぶつかるとエネルギーのほとんどを失い、一気に持ち直しが厳しくなる。ステージによっては横や後ろから敵機が体当たりしてくる局面もあるので、そのような場面は出現パターンを覚えていないとあっという間にゲームオーバーになってしまう。 評価点 演出面の強化 ステージが進む度に朝焼け→昼→夕暮れ→夜などと背景が変化していき、大きく代わり映えするようになった。 敵艦撃沈時のデモ絵が『無印』の「普通の空色をバックに撃沈する」から「暗めの背景をバックに爆発炎上しながら轟沈する」に描き直され、迫力が増した。 ゲーム性の強化 『無印』では、一部のアイテムが固定で出現していたが、今作ではほぼ全ての出現アイテムが自由に変化させられるPowアイテムになっている為、攻略の自由度は高くなった。また、サイドファイターもPowアイテムから出現する為、使用機会が多くなった。 旗艦を完全に撃破した際、『無印』では艦橋が爆発していたが、今作では船全体を覆うほどの爆発に変更された。『無印』同様、爆発を撃ちこむ事でスコアが上がっていく(*2)。のでスコア稼ぎが熱くなった。 さり気なく、艦橋の爆発のみ当たり判定が残っているので、うっかり接近していると巻き込まれて、撃墜される事も。主砲を破壊した際も当たり判定を伴う爆発が出現するようになったので、こちらも注意すべし。 一新されながら高評価のBGM BGMがほぼ一新され、単なるバージョン違いでは済まされない作り込み。『無印』のBGMも非常に評価が高かったが、本作のBGMも『無印』に引けを取らないクオリティである。 一部のBGMやジングルは『無印』のアレンジだが、重厚さと渋さを伴ったアレンジとなり、多くを占める新規曲の雰囲気に自然に溶け込んでいる。これらは『ソンソン』『エグゼドエグゼス』等の主だったタイトルのBGMを担当した河本圭代氏によるものである。 特筆すべきはラスボスの艦隊戦。『無印』には無かった、威圧感に満ちた専用BGMが用意されており最大最後の戦いに華を添えてくれる。 元々、本作である1943改全ての曲自体は出来ていたものの、当時のプロデューサーが全てボツにしたためサウンドチーム全員で曲を作り直した……と言う経緯があった事を作曲者の1人である藤田晴美氏(*3)が明かしている。 総評 『無印』の完成度が高いため、同じシステムを共有している本作もそこまで劣悪な完成度ではなく、上記のショットガンもアイテムを無視すればそれ相当の難易度でプレイ可能である為、決して遊べないゲームでは無い。 特にシューティング初心者には『無印』と比べてワンコインクリアが目指しやすくなったプラスの面もある。 しかし、マイナーチェンジで変化した点は、精々「グラフィック」「BGM」「少しの難易度調整」と少ない上に、更に難易度調整の結果、かえってバランスが悪化してしまった点が目に付く。 さらには特に理由もなくステージが削減されたためにプレイ時間が減少した上に、『無印』ではあまりの強さに伝説となったラスボスもショットガンの性能のチート化により容易に攻略が可能となった為にクリア時の達成感も薄くなってしまった。 結局、本作はプレイヤー側からもオペレーター側からも受け入れられず、あまり多く出回らず、マイナーな存在として影を潜める形となってしまった。 移植作品 単体ではPCエンジンに、ナグザットによってアレンジ移植されている。 また8機種にて、オムニバスソフトの中の一作として収録された。こちらはアーケード版改のほぼ完全移植である。 【SS/PS】『カプコンジェネレーション~第1集 撃墜王の時代~』に収録 【PS2/PSP】『カプコン クラシックス コレクション』に収録 【PS3/Xbox360】『カプコンアーケードキャビネット』に収録、全てのタイトルの購入の必要あり 【Switch/PS4/XboxONE/Win】『カプコンアーケード2ndスタジアム』に収録 余談 本作で削除されたステージは移行しないように設定されているだけで内部的にはデータとして存在している。 該当ステージの削除に伴い「艦隊戦B」が未使用BGMとなったが、PCエンジン版やオムニバスのサウンドテストなどで視聴する事が出来る。 1943改 【いちきゅうよんさんかい】 ジャンル 縦シューティング 対応機種 PCエンジン メディア 4MbitHuカード 発売・開発元 ナグザット 発売日 1991年3月22日 定価 7,200円 プレイ人数 1人~2人 判定 良作 劣化ゲー シリーズファンから不評 ポイント ゲームバランス上の不満をほぼ完全に改善ショットガン一本では厳しくなった本気すぎるオリジナルステージの存在 カプコン19シリーズ ナグザットSTGシリーズ 概要(PCE) アーケード版『1943改 ミッドウェイ海戦』稼動開始から2年9ヵ月経て、まさかのPCエンジン移植。 ちなみにPCE版では「ミッドウェイ海戦」のサブタイトルはつかず、タイトルは『1943改』のみである。 当時のPCEには様々なアーケードシューティングが移植されていたのは確かなのだが、なぜ高評価な原作『1943 ミッドウェイ海戦』ではなく、不評に終わってしまった『改』の方が移植されたのかについては現在もシリーズの謎として、度々ファンの間で話題となる。 本作は基本的には丁寧なゲームバランス再調整を施されたアレンジ移植であるが、原作であるAC版を知るプレイヤーが見れば驚愕必至のオリジナル要素の数々は最早、伝説的。 単体のゲームとしての完成度は高いが、「移植とは何か」という点から考えさせられる一作となっている。 大きな変更点 元のAC版が1988年のゲームとはいえ、PCE版のスペックで完全移植をする事は厳しいためか大きなアレンジ化がされている。 大きな変更点としては、原作の10ステージのうち3ステージが削除され、その代わりにPCエンジンオリジナルステージがラストの方に4ステージ追加され全11ステージ構成となった。 これにより、結果としてAC版よりも1ステージ増加した事になる。 また、ボスの名称のほとんどがFC版を踏襲して三国志の武将のものに変更されていたり、一部演出に変更が見られるなど、外見上もある程度の相違点がある。 名称は変更されているもののグラフィックはAC版から持ってきた為に、「キョシュウ」という空母なのに「赤城」の着艦識別文字の「ア」が残っている、ミスと思わしき部分もある。 BGMもAC版とは異なる配分をされており、亜也虎IIIとガンリョウ(大飛龍)の戦闘BGMが入れ替わっているなどの差がある。 同時に、チョウコウ(AC版の「伊勢」)ステージの艦隊戦にAC版で没となった「艦隊戦B」が使用されているといったアレンジも加わっている。 本作でもステージの削減に伴いゲーム中に使用されないBGMは存在するが、テストモードで聴く事が可能。 オリジナルステージ PCE版を語る上で欠かせないのは何といってもオリジナルステージの存在だろう。 ステージ7にて待ち構えるAC版のラストに該当するボスを倒すと、本来単発の複葉機であるはずの自機の空きスペースにオーバーテクノロジーなジェットエンジンが2つ搭載されるイベントが発生。 ここでまさかの機体強化がなされる事となる。 そして、第二次世界大戦が舞台だったはずの戦場は、何故か突然SFシューティングと化し、当時の水準では「本当に19シリーズか?」と思える『19XX THE WAR AGAINST DESTINY』を先取りしたような派手な世界観に豹変するのである。 しかも困った事に、AC版ステージよりも、凄く熱くて面白いステージ揃いであり、ここにきてテンションが急上昇してしまうという現象に遭遇してしまう。 メインであるはずのAC版ステージが箸休めで、オリジナルの方がメイン…といわんばかりに。 実際、オリジナルは各ステージの道中、ボス共に専用BGMが用意され、敵も大半がオリジナル。 ACの移植にもかかわらず、明らかにオリジナルの方に力が入っている妙な作りとなっているのだ。 評価点(PCE) ゲームバランスの改善点 ゲームシステムは原則としてAC版基準だが、ショットについては高速フルオート連射が標準搭載された(オプションでOFFにもできる。)。 武器の種類ごとの大きな格差も再調整や高速フルオート連射の影響で是正されており、気軽にプレイしやすくなりつつ、総合的な難度がAC版よりかなり下がった。 ショットガン AC版の代名詞ともいえた武器だが、性能が僅かに弱体化。 相変わらず強力ではあるが、「適当にショットガンを撃っていれば終わり」という大味な戦法は通用しなくなった。 レーザー こちらも相変わらず強力ではあるが、貫通能力が裏目に出る場面が散見されるようになった。 扱いやすいものの、一概に「スーパーシェルの上位互換」とは言い切れなくなっている。 3WAY AC版ではハズレ武器だったが、高速フルオート連射により大幅強化された。 横画面になった影響がプラスに働いた武器でもあり、無印以来の選び甲斐がある武器に返り咲いている。 スーパーシェル こちらもAC版ではハズレ武器だったが、やはり高速フルオート連射との相性が抜群。 接射時の瞬間火力の高さがレーザーとの違いで、単純な下位互換とは言い切れない。 初期ショット 高速フルオート連射に助けられる形で、そこそこ以上の性能に強化されている。 AC版では「武器の切れ目が命の切れ目」とも言えたが、体勢を立て直すには十分なだけの強化がされた。 その他、「全滅させるとアイテムを出す「赤水編隊」の出現数が増えた(1度に2編隊出現することも)」「敵機に体当たりされた時のダメージ量が減った」「武器アイテムの使用時間カウントが28秒→32秒に延びた」などの細かい難度緩和点も多い。 問題点(PCE) AC移植の体を成していない 本作はゲームバランスの改善やオリジナルステージが追加された事で評価を得ているが、純粋にAC版の移植としてみると、オリジナル再現度は微妙になってしまったと言わざるを得ないだろう。 内容を見れば全ステージを移植する事も不可能ではなく、サウンドテストを見る限りオリジナル版のBGMも全て揃っているのだが、AC版のステージが削減されたことによって没になったBGMが出てしまったり、BGMの配分が意図的に変えられているせいで違和感が感じられるようになってしまった。 特にオリジナルステージの存在はあまりにも世界観が変貌していて、忠実を求める原作ファンにとっては蛇足も甚だしいと思われているのも事実である。 総評(PCE) オリジナルステージがあまりにも輝いているせいで「1943改の移植である必要性」自体が薄く、 「オリジナルステージを延長した完全オリジナル作で作った方が良かったのでは?」という声も多く聞かれる。 そういう意味で、移植としては微妙、オリジナルとしては良好、という複雑な位置付けにある一作ではないだろうか? もちろんAC版ステージも完成度が高く、丁寧に移植した上で遊びにくい部分が全面的に改善された良調整なのだが…。 余談(PCE) 本作と同じ19シリーズの『19XX THE WAR AGAINST DESTINY』では、亜也虎改や列車戦といったPCE版オリジナルステージに似たシーンが登場し舞台も未来の戦争なのだが、本作との関連性は一切不明。 19XXの更に次作『1944 THE LOOP MASTER』では、前半戦終了時に本作オリジナルステージ突入イベントを彷彿とさせる「サイドファイターがオーバーテクノロジーな兵器を搭載したものに変更される」というダイレクトな強化イベントが発生する。 いずれにおいても本作後半におけるSFシューティングらしいテイストを自然に継承している為、本作が19シリーズの転機となっていると言って差し支えないと思われる。